COLUMNコラム
電気錠の面付けボックスの選び方!防犯強化とDIY取付など
2025/03/06

「防犯性を高めたいけれど、工事費が高くつきそうで不安…」
「DIYで取り付けられるって聞いたけど、本当に素人でも大丈夫?」

 

このような疑問や不安を抱えている方は少なくありません。実際、近年の防犯対策データによると、一般住宅の約30%が鍵の後付けでセキュリティを強化しています。特に、賃貸や既存の建物で防犯を強化する場合、「面付けボックス型電気錠」が手軽かつ効果的な選択肢として注目を集めています。

 

とはいえ、製品ごとに防犯性能や対応するドアの種類が異なるため、適切な選び方を知らずに購入すると、「鍵が合わずに使えない」「DIYで取り付けたけどすぐに不具合が出た」といった失敗につながることも…。

 

そこで本記事では、面付けボックス型電気錠の選び方から設置方法、業者に依頼する場合のコスト比較までを徹底解説!
最後まで読むと、「最適な製品の選び方」「DIYの可否」「設置時の注意点」まで、あなたが知るべき情報をすべて網羅できます。

 

防犯対策を万全にし、安心できる暮らしを手に入れるために、ぜひ最後までご覧ください!

 

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サッシ・シャッターお助け隊は、電気錠や電子錠、窓やシャッターの修理・交換サービスをご提供しています。迅速で丁寧な施工を心掛け、お客様の快適な生活環境をサポートします。防犯対策や省エネ対策にも対応しており、お困りの際はぜひご相談ください。経験豊富なスタッフが親切に対応し、お客様のニーズに合った最適なご提案をいたします。信頼と安心のサービスをご提供することをお約束します。

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電気錠の面付けボックスとは?

電気錠の面付けボックスとは、ドアの表面に取り付けるタイプの電気錠システムを指し、施工のしやすさや防犯性の向上が期待できる製品です。近年、住宅やオフィスのセキュリティ向上のために採用されるケースが増えており、利便性と安全性を兼ね備えたシステムとして注目されています。

 

面付けボックスは、扉の内側または外側に直接取り付ける設計になっており、施工が簡単で、多くのドアに後付けできる点が特徴です。一方で、ドア内部に埋め込む「彫り込み型」の電気錠と比較すると、見た目の違いやセキュリティレベルの違いが存在します。

 

本記事では、面付けボックスと彫り込み型の違いや、それぞれのメリット・デメリット、用途、施錠・解錠の仕組みについて詳しく解説します。

 

面付けボックスと彫り込み型の違い

 

電気錠の取り付け方式には、主に「面付けボックス型」と「彫り込み型」の2種類があります。それぞれの違いと、導入時に検討すべきポイントを以下の表にまとめました。

 

面付けボックスと彫り込み型の比較表

 

項目 面付けボックス型 彫り込み型
取り付け方法 ドア表面に取り付ける ドア内部に埋め込む
施工の難易度 比較的簡単(後付け可) 難しい(専門業者の施工推奨)
防犯性 中程度(露出部分あり) 高い(内部に埋め込まれるため目立たない)
見た目 多少目立つ ドアの外観を損なわない
費用 比較的安価 高価(加工が必要)
適用環境 既存のドアへの後付け 新築や特定の防犯対策を施したドア

 

メリットとデメリットの詳細

 

 

 

 

 

  • 面付けボックス型のメリット
    • 後付けが可能:既存のドアに取り付けられるため、新たにドアを交換する必要がない。
    • 施工が容易:DIYでも設置できるモデルが多く、工事費を抑えられる。
    • 比較的安価:施工コストを抑えつつ、防犯対策を強化できる。
  • 面付けボックス型のデメリット
    • 外観が変わる:ドアの表面に取り付けるため、デザインに影響を与える。
    • 防犯性がやや劣る:露出部分が多く、破壊のリスクがある。
  • 彫り込み型のメリット
    • 防犯性が高い:鍵がドア内部に埋め込まれるため、外部からの攻撃に強い。
    • 見た目がスマート:ドアのデザインを損なわず、高級感がある。
  • 彫り込み型のデメリット
    • 施工が難しい:専門業者による施工が必須で、工事費がかかる。
    • 導入コストが高い:新築時やドア交換時にしか取り付けできないケースもある。

 

このように、どちらの方式も一長一短があり、用途やコスト、施工のしやすさを考慮して選択することが重要です。

 

面付けボックスの用途

 

面付けボックスは、その施工の手軽さから、さまざまな場所で利用されています。ここでは、代表的な用途について紹介します。

 

面付けボックスが適している場所

 

設置場所 用途
住宅(戸建て・賃貸) 玄関や勝手口の防犯対策、スマートロックの導入
オフィス・事務所 入退室管理、従業員用のアクセス制限
商業施設・店舗 営業時間外の侵入防止、スタッフ専用エリアの施錠
倉庫・工場 貴重品保管エリアのアクセス制限、防犯対策
公共施設(病院・学校など) 重要資料室や機密情報エリアの施錠管理

 

用途別の特徴とポイント

 

 

 

 

 

 

  • 住宅用(戸建て・賃貸)
    • 玄関や勝手口の防犯強化として利用可能。
    • スマートロックと連携させることで、リモート施錠・解錠が可能になる。
    • 賃貸住宅でも後付けが可能なモデルが多い。
  • オフィス・事務所用
    • 事務所の入退室管理が容易になり、従業員のアクセス制限が可能。
    • 一定時間後の自動施錠機能があるモデルもある。
  • 商業施設・店舗用
    • スタッフ専用エリアの出入りを管理し、業務用エリアのセキュリティを強化。
    • 夜間の侵入防止対策としても有効。
  • 倉庫・工場用
    • 貴重品や機密書類を保管するエリアのアクセス管理に最適。
    • 頑丈なモデルを選ぶことで、破壊リスクを低減できる。
  • 公共施設用
    • 重要書類の管理や、関係者以外の立ち入りを制限する用途で利用。
    • キーカードや暗証番号式の電気錠と併用すると利便性が向上。

 

このように、面付けボックスは幅広い用途に対応できるため、環境に合わせた選定が重要です。

 

電気錠 面付けボックスの仕組み

 

電気錠の面付けボックスは、従来の鍵と異なり、電子的な信号を利用して施錠・解錠を行います。ここでは、その仕組みについて解説します。

 

電気錠 面付けボックスの基本構造

 

部品 機能
シリンダー 鍵を挿入し、手動で開閉する部分(物理鍵対応モデルのみ)
電気制御ユニット 信号を受信し、施錠・解錠を制御
ボルト ドアの枠と接続し、施錠の役割を果たす
操作パネル キーパッド・指紋認証・ICカードなどで認証を行う

 

施錠・解錠の仕組み

 

  • 物理鍵モデル:通常の鍵を使い、シリンダーを回して施錠・解錠。
  • スマートロック連携モデル:ICカード・暗証番号・指紋認証などで解錠。
  • リモート操作モデル:スマートフォンやインターホンと連携し、遠隔操作が可能。

 

電気錠の面付けボックスは、多様な方式で施錠・解錠できるため、ニーズに応じた選択が求められます。

 

電気錠の面付けボックスの種類と選び方

面付錠 vs 彫り込み錠

 

電気錠の面付けボックスには、大きく分けて面付錠彫り込み錠の2種類があります。どちらも用途や目的に応じて適した場面がありますので、以下の表で比較し、適切な選択をしましょう。

 

面付錠と彫り込み錠の比較表

 

項目 面付錠 彫り込み錠
設置方法 ドア表面に直接取り付ける ドア内部に埋め込む
施工のしやすさ 簡単(DIY可能なモデルもあり) 難しい(専門業者の施工が必要)
防犯性能 中程度(露出部分があるため破壊リスクあり) 高い(ドア内部に埋め込むため破壊されにくい)
費用 比較的安価 高価(施工費用もかかる)
適用環境 賃貸住宅、後付け防犯対策向け 新築住宅、オフィス、高セキュリティ施設向け

 

どちらを選ぶべきか?

 

  • 賃貸住宅やリフォーム時の後付けなら「面付錠」がおすすめ
  • 新築や高い防犯性を求める場合は「彫り込み錠」がおすすめ

 

面付錠は既存のドアに後付けできるため、工事不要で導入しやすい一方、彫り込み錠はドアに埋め込む形で設置されるため、防犯性に優れています。

 

面付錠の主要メーカーとおすすめ製品比較

 

面付錠を製造・販売しているメーカーは多く、それぞれに特徴や強みがあります。ここでは、国内で人気のメーカーと代表的な製品を紹介します。

 

主要メーカーの特徴とおすすめ製品

 

メーカー 特徴 おすすめ製品
MIWA(美和ロック) 国内トップシェア、防犯性能が高い PRシリーズ、U9面付箱錠
GOAL(ゴール) 高耐久・低価格帯の製品が豊富 V18シリンダー搭載面付錠
ALPHA(アルファ) スマートロック対応製品が多い edロックプラス、スマートロック搭載モデル
KABA(カバ) 高セキュリティなディンプルキーが特徴 カバスタープラスシリーズ

 

選び方のポイント

 

  1. 防犯性能を重視するなら「MIWA」や「GOAL」
  2. スマートロックとの互換性を求めるなら「ALPHA」
  3. 耐久性や低コストを求めるなら「GOAL」や「KABA」

 

メーカーごとに防犯性能や対応ドアの種類が異なるため、導入前に比較検討が重要です。

 

スマートロック対応の面付けボックス

 

最近では、スマートロックと組み合わせた面付けボックスが人気を集めています。特に、遠隔操作が可能なタイプや、ICカード・指紋認証に対応するモデルなどが注目されています。

 

スマートロック対応の面付けボックスの種類

 

スマートロックの種類 特徴 代表的な製品
Bluetooth対応 スマートフォンとペアリングし近距離で解錠可能 Qrio Lock、NinjaLock
Wi-Fi対応 インターネット経由で遠隔操作可能 SwitchBot Lock、SESAME5
指紋認証・ICカード対応 鍵不要でセキュリティ向上 MIWA edロック、ALPHA edプラス

 

導入のメリット

 

  • スマホアプリで鍵の管理ができる
  • 遠隔解錠が可能(Wi-Fi対応モデル)
  • ICカードや指紋認証で鍵不要

 

注意点

 

  • スマートロックに対応した面付けボックスを選ぶ必要がある
  • 一部のスマートロックは電池交換が必要

 

スマートホーム化を検討している方には、スマートロック対応の面付けボックスが最適です。

 

防犯性能を強化する面付けボックスの選び方

 

面付けボックスの防犯性能を向上させるためには、以下の点をチェックしましょう。

 

防犯性能を高めるポイント

 

 

 

 

  1. ピッキング耐性が高いシリンダーを選ぶ
    • ディンプルキータイプロータリーシリンダーの採用モデルが望ましい。
    • 例:MIWA U9シリンダー、GOAL V18シリンダー
  2. 破壊耐性のあるボディを選ぶ
    • 金属製で強度の高いものを選び、破壊行為に耐えられるか確認する。
  3. 複数のロック方式を組み合わせる
    • スマートロック+物理鍵の併用が望ましい。

 

防犯性能を高めることで、空き巣や不正解錠を防ぐことができます。

 

賃貸住宅向け・戸建て向け・オフィス向け

 

用途ごとに最適な面付けボックスを選ぶことも重要です。

 

シチュエーション別おすすめ製品

 

使用環境 おすすめ製品 理由
賃貸住宅向け ALPHA edロックプラス 工事不要で後付け可能
戸建て向け MIWA PRシリーズ 防犯性能が高い
オフィス向け GOAL V18シリンダー 頑丈でセキュリティレベルが高い

 

用途に応じた製品を選ぶことで、最大限の防犯効果を得られます。

 

面付けボックスは、防犯対策や利便性向上に大きく寄与する製品です。用途や設置環境に応じて最適なものを選び、適切に運用することで安全な環境を実現できます。

 

面付けボックスの取り付け・交換方法

面付けボックスの取り付け手順(図解付き)

 

面付けボックスの取り付けは、正しい手順で行うことでスムーズに施工できます。以下のステップに沿って、正確に作業を進めましょう。

 

取り付けの流れ

 

 

 

 

 

 

  1. 取り付け位置を決定
    • ドアの厚みや構造を確認し、最適な位置を選ぶ。
    • 取り付け位置を鉛筆やマーカーでマーキングする。
  2. 穴あけ加工(必要な場合)
    • ボルトやシリンダーを通すための穴をドリルで開ける。
    • 穴あけ位置は事前に測定し、ズレがないよう慎重に作業する。
  3. ボックス本体の固定
    • 取り付け位置に面付けボックスを合わせ、ネジで仮止めする。
    • 水平器を使用して、傾きがないか確認した後、本締めする。
  4. シリンダーとサムターンの取り付け
    • シリンダーを取り付け、しっかり固定する。
    • サムターン(内側の施錠操作部)を適切に取り付け、動作確認を行う。
  5. 施錠・解錠のテスト
    • 実際に鍵を回してスムーズに動作するか確認。
    • 誤作動や引っかかりがある場合は、ネジの緩みを調整する。

 

取り付け時の注意点

 

  • ドアの厚みと面付けボックスの適合性を確認すること
  • 穴あけの際は、電動ドリルを使用しすぎないこと(ドアを傷める原因になる)
  • ネジの締めすぎに注意し、適度な力で固定する

 

DIYでも比較的簡単に取り付けられますが、間違った設置をすると防犯性が低下する可能性があるため、慎重に作業を進めましょう。

 

取り付けに必要な工具と準備

 

面付けボックスを取り付ける際には、いくつかの工具が必要です。事前に準備し、適切な道具を使用することで、取り付け作業をスムーズに進められます。

 

必要な工具一覧

 

工具名 用途 備考
ドライバー(プラス・マイナス) ネジの固定・調整 必須
電動ドリル 取り付け穴の加工 ドアの材質に合わせたビットを使用
メジャー・定規 取り付け位置の測定 正確な計測が重要
水平器 水平・垂直の確認 歪みのない設置に役立つ
鉛筆・マーカー 取り付け位置のマーキング 事前に目印をつける

 

初心者でも、手順通りに作業を行えばDIYでの取り付けは可能です。しかし、工具を持っていない場合や、施工に不安がある場合は業者に依頼した方が無難です。

 

自分で取り付ける場合の注意点

 

DIYで面付けボックスを取り付ける際、初心者が陥りやすいミスにはいくつかのパターンがあります。ここでは、失敗しやすいポイントとその対策を解説します。

 

よくある失敗例とその対策

 

失敗例 原因 対策
位置がズレて取り付けた 計測ミス・マーキング不足 取り付け前に慎重に測定し、仮付けして確認する
ネジの締めすぎでドアが歪む 過剰な力で固定した ネジを少しずつ締め、様子を見ながら固定する
鍵が回らない・引っかかる シリンダーの位置調整不足 取り付け後に微調整を行い、スムーズな動作を確認する
電動ドリルの使用ミスで穴が大きくなりすぎる 不適切なビットを使用した ドアの材質に合ったビットを選び、慎重に穴あけをする

 

初心者でも作業できるように慎重に計測し、正しい手順で作業を行えばスムーズに設置が可能です。

 

業者に依頼するメリット・デメリット

 

面付けボックスの取り付けを業者に依頼する場合、費用や対応時間が気になるところです。ここでは、業者依頼のメリット・デメリットを整理します。

 

業者依頼のメリット

 

 

 

 

  1. 確実な施工で防犯性が高まる
    • プロが施工するため、誤取り付けのリスクがない。
  2. 作業時間が短縮できる
    • 一般的には30分~1時間程度で施工完了。
  3. 鍵の調整や動作確認も行ってくれる
    • 適切な微調整を施し、スムーズな動作を保証。

 

業者依頼のデメリット

 

 

 

  1. 費用がかかる
    • 施工費用の相場は5,000~15,000円程度(鍵交換費用は別途)。
  2. 予約が必要で、すぐに対応してもらえないことも
    • 混雑時は、即日対応が難しいこともある。

 

「面付箱錠 シリンダー交換」の具体的な手順とポイント

 

シリンダー交換は、鍵の防犯性能を維持するために重要なメンテナンス作業です。

 

交換手順

 

  1. 既存のシリンダーを取り外す
  2. 新しいシリンダーをセットし、固定ネジでしっかり取り付ける
  3. 動作確認を行い、問題がなければ交換完了

 

交換後は施錠・解錠のスムーズな動作を確認し、正しく機能するかテストすることが重要です。

 

面付けボックスの取り付けやシリンダー交換は、DIYでも可能ですが、確実な防犯対策を講じるなら業者に依頼するのも選択肢の一つです。用途や状況に応じて最適な方法を選びましょう。

 

まとめ

電気錠 面付けボックスは、後付けが可能で、既存の扉に簡単に設置できるという大きなメリットを持ち、賃貸住宅やオフィス、防犯対策を強化したい家庭などで注目されています。

 

防犯性能の高さや設置の手軽さから、近年の市場では需要が急増しており、特に防犯設備協会のデータによると、約40%の家庭が従来の鍵から電気錠への移行を検討しています。

 

しかし、適切な製品選びをしないと「ドアに合わなかった」「取り付け後に不具合が発生した」といった問題が発生することもあります。そのため、用途やドアの種類に適したモデルを選ぶことが重要です。また、DIYで取り付ける場合は、専用の工具や正しい手順を理解し、取り付けミスを防ぐ対策が必要になります。

 

本記事では、面付けボックス型電気錠の基本知識から、取り付け方法、業者依頼時のコスト比較までを詳細に解説しました。これから導入を検討する方は、防犯対策と利便性を兼ね備えた最適なモデルを選び、安全な環境を手に入れてください。

 

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よくある質問

Q. 面付けボックスと彫り込み錠の防犯性に違いはありますか?
A. 面付けボックスと彫り込み錠には、それぞれ防犯性の違いがあります。彫り込み錠はドア内部に埋め込まれる構造のため、ピッキングやこじ開けに対して強いのが特徴です。一方、面付けボックスは後付けが可能で、補助錠としての役割を果たしながらスマートロックとの連携がしやすい点がメリットです。最新の面付けボックスは、シリンダーの防犯等級が高いものや、サムターン回し対策が施された製品も多く、適切な製品を選べば防犯性は十分に確保できます。

 

Q. スマートロック対応の面付けボックスは安全ですか?
A. スマートロック対応の面付けボックスは、適切に設定し、最新のセキュリティ対策を行えば非常に安全です。ただし、「スマートロック 危険性」という検索ワードが多く見られるように、ハッキングや電池切れなどのリスクを指摘する声もあります。そのため、BluetoothやWi-Fi接続の暗号化機能が強化された製品を選び、定期的にパスコードを変更するなどの対策を取ることが重要です。また、手動で施錠・解錠が可能な「物理キー」も併用できるモデルを選べば、万が一のトラブル時でも安心です。

 

Q. 面付けボックスのシリンダー交換はどのくらいの頻度で必要ですか?
A. 面付けボックスのシリンダー交換の頻度は、使用頻度や環境によりますが、一般的には5〜10年が交換の目安です。特に、屋外で使用している場合は湿気や塵の影響を受けやすく、劣化が進みやすいため、定期的な点検をおすすめします。また、防犯性を高めるために、最新の「ピッキング対策済みシリンダー」や「耐ドリル仕様」のモデルへアップグレードすることも有効です。交換費用の相場は5,000円〜20,000円程度ですが、DIYで行う場合は部品代のみで済むためコストを抑えられます。